サーフィンで立ったときの前足はどっち??
サーフィンを始めたてのときに、
最初に思う疑問ではないでしょうか。
今回は、サーフィンのライディングにおける
スタンスの種類、決め方、どっちが良いのかを紹介します。
これから、サーフィンを始める方必見です!
サーフスタンスの種類
まず最初にスタンスの種類から紹介します。
左足が前にくる姿勢:『レギュラースタンス』

右足が前にくる姿勢:『グーフィースタンス』

スタンスの決め方
スタンスはどっちが良いのか、
これは正直どちらでも間違いではないので、
自分が感覚的にやりやすい姿勢で良いです。
どちらでも良いと言われても、
わからないよ〜! ドラえも~ん
という人のために基本的な決め方を紹介します。
基本的に『右利きの人→レギュラー』、『左利きの人→グーフィー』
サーフィンのスタンスは基本的に、
後ろ足が軸足になるスタンスがやりやすいと言われています。
そのため、
- 利き足、利き目が右の人はレギュラースタンス
- 利き足、利き目が左の人はグーフィースタンス
となります。
野球のバッティングやゴルフの構えと考え方は同じですね。
野球をやっていた人は、
バッティングの構えと同じ向きでいいでしょう。
右バッター ⇒ レギュラースタンス

左バッター ⇒ グーフィースタンス

ただ、右利きの人でも左バッターをすることがあるように、
「右利きだから必ずレギュラースタンス」
というわけではありません。
スタンスと波のブレイクの方向で乗り方が変わる

スタンスと波のブレイクしていく方向で、
波の乗り方が変わってきます。
『フロントサイド』と『バックサイド』
自分の体の正面方向に進むライディングを『フロントサイド』、
自分の体の背中方向に進むライディングを『バックサイド』といいます。


基本的に、バックサイドよりフロントサイドのほうが、
進む方向の視野が広くなるため、
ライディングやテクニックがしやすいです。
レギュラースタンスの人と、
グーフィースタンスの人とでは、
同じ方向にライディングしたとき、
フロントサイドとバックサイドが逆になります。
『レギュラーの波』と『グーフィーの波』
岸から向かって、
左側に崩れていく波をレギュラーの波、
右側に崩れていく波をグーフィーの波といいます。
- レギュラースタンスの人が『フロントサイド』でライディングする波を『レギュラーの波』
- グーフィースタンスの人が『フロントサイド』でライディングする波を『グーフィーの波』
とすると覚えやすいです。

どっちが良いのか?【あえて言うならグーフィースタンス】
『レギュラースタンス』と『グーフィースタンス』、
どっちが良いのか?と聞かれると、
「どっちでも良いんじゃね」
というのが妥当です。
実際プロサーファーでもレギュラースタンス・グーフィースタンスどちらもいます。
「決められない!」、「どっちもできる!」
という人は『グーフィースタンス』をオススメします。
以下にその理由を紹介します。
グーフィースタンスの人の割合が少ない

人口に占める割合が、右利きの人のほうが多いように、
サーフィンもレギュラースタンスの人が多いです。
個人的な感覚としては、
『レギュラースタンス』が約70%、
『グーフィースタンス』が30% くらいです。
フロントサイドでサーフィンしたい人が多い⇒グーフィーの波のほうが人が少ない

ライディングにおいて、フロントサイドのほうが、
視野が広くなるため、様々なテクニックがしやすくなります。
また、レギュラースタンスの人の割合が多いため、
レギュラーの波が良い方に人が集まりやすくなります。
そのため、レギュラー側は波の取り合いが激化する傾向があります。
一方、グーフィー側のほうは人が比較的少なくなるため、
より多くの波に乗ることができるのです。
※ただしポイントによる
グーフィースタンスのうまいサーファーはなんかカッコいい

個人的な主観ですが、
レギュラースタンスの人の割合が多い分、
グーフィースタンスで上手なサーファーのライディングは、
見慣れないため、カッコよく感じます。
自分がカッコよくライディングしてる姿を思い浮かべるだけで、
モチベーション爆上がりですよね!
憧れのプロサーファーを参考にする
スタンスが決まったら、
自分が憧れているサーファー、
自分の理想のサーフィンをしているサーファーを参考に、
イメトレしましょう!
レギュラースタンスのサーファー
五十嵐カノア
東京五輪で準優勝という活躍をし、
サーファーじゃない人でもわかるくらい
有名になった五十嵐カノア選手。
個人的には、リップのスプレーの大きさが
めっちゃカッコいいと思います。
ジョン・ジョン・フローレンス
ライディングもルックスもかっこよすぎる
世界でも人気があるサーファーです。
力強いカットバックがめちゃカッコいい。
グーフィースタンスのサーファー
ロブ・マチャド
サーフィン界のレジェンドの一人。
波と一体になって、
流れるようなライディングは、
見ている人を魅了します。
ガブリエル・メディーナ
エアーリバースを連発してしまう
プログレッシブなサーファー。
テクニックなら世界最強かもしれません。
将来的にどちらもできるサーファーを目指して【スイッチスタンス】
ここまで、「スタンスはどっちがいい?」
ということについて紹介してきましたが、
将来的にはどちらでもライディングができる
サーファーを目指すのもいいでしょう。
そして、どちらでもライディングができるようになれば、
ライディングの途中でスタンスを変える
『スイッチスタンス』の習得を目標にしましょう。
2020世界ランキング4位のFilipe Toledo(フィリペ・トレド)
人工ウェーブプール『サーフランチ』でおこなわれたサーフィン大会で、
スイッチスタンスを披露しました。
スイッチスタンスは 3:05 あたりです
カッコ良すぎですよね!
サーフィンは、いまなお進化しているということを実感させられました。
将来的にこういうライディングをするサーファーが増えてきて、
サーフィンはますます楽しいものになっているのかもしれません。
ワクワクがとまらないですね!
【まとめ】

サーフィンのスタンスについて紹介してきました。
ちなみにぼくはレギュラースタンスです。
将来的には、どちらでも乗れるようになりたいです。
いつもと違うサーフィンや、
少しでも自分が成長しているという実感は、
サーフィンをもっと楽しいものにしてくれるでしょう!

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