サーフィンでパドリングしてると、
首が痛くなっちゃうよ〜
サーフィンをやっていると、
首が痛くなって辛くなる人は多いと思います。
今回は、サーフィンで首が痛くなる原因とその対策、
痛みを和らげる方法を紹介します。
しっかり、対処して長く楽しくサーフィンしましょう!
サーフィンで首が痛くなる原因
1.長時間のパドリング

首が痛くなる原因のほとんどは、
みなさんもご存知『パドリング』です。
パドリングは、身体を反った状態で、
揺れるボードを支えながら、
キープし続けなければならず、
さらに冷たい海水に長時間さらされます。
それによって、頚椎に大きな負荷がかかり首の痛みが発生します。

また、首の痛みが大きくなり、頭痛が発生することもあります。
ぼくも、長時間サーフィンした後に
首の痛みから頭痛と発熱をしたことが何度もあります。
ひどい人は、頚椎が損傷し、
『頚椎ヘルニア』などの病気になってしまう人もいます。
『頚椎ヘルニア』は、慢性的になってしまうと、
治療に時間を要したり、ときには手術になる場合があり、
サーフィンができなくなってしまう可能性もあるため、
日頃からしっかり対策しましょう。
パドリングの姿勢が悪い?

背中を大きくそるなどの
間違ったパドリングをしていると、
スピードは遅くなるし、
頚椎に大きな負荷がかかり、
首が痛くなりやすくなります。
しかし、パドリングの姿勢が正しくても、
多少、首の痛みは発生します。
事実、プロサーファーでも、
『頚椎ヘルニア』になってしまう人もいるようです。
サーフィンが日本で始まったのは1960年代。
まだ100年も経ってない新しいスポーツなのです。
まだ人間の身体はパドリングに適した身体になっていないのです。
1000年後のあなたの子孫がサーフィンをしているのなら、
サーフィンに適した身体の形をしているかもしれませんね。
2.パーリング

パーリングで首が痛くなったり、
しびれが発生したりしたら、
急性的な頸椎症などの可能性もあるため、
すぐにサーフィンを中断し、
医療機関を受診しましょう。
サーフィンで首が痛くなる【対策】
サーフィンで首が痛くなる人に、
慢性的な痛みにならないための対策をご紹介します。
- 長時間のサーフィンをやめる
- 海に入る前に十分なストレッチ
- 波待ち中にしっかり休む
- 身体を冷やさない
1つずつ紹介します。
長時間のサーフィンをやめる

当たり前のことですが、
長時間連続のサーフィンは、
首への負担大きくなってしまうため、控えましょう。
サーフィンで、良いパフォーマンスが出せるのは、
約1時間と言われています。
ぼくも、だいたい最初の1時間が調子がいいです。
というか最初の1,2本が、
その日で一番いいライディングができるときが多いです(笑)
長くても2時間程度でサーフィンをやめるか、
一旦休憩を入れるなど工夫してサーフィンしましょう。
時計を身につけよう!
サーフィンをやってるとついつい夢中になってしまい、
「気づいたら3時間以上入っていた」なんてこともあるため、
時計をつけてサーフィンしたほうが良いですよ。
何時までサーフィンすると決めて、
時間が来たらとっとと海から上がるように意識しましょう。
サーフィンは「ラスト1本」がホント長いですから。。
海に入る前にストレッチ

筋肉がほぐれていない状態で急にサーフィンすると、
首や腰に急激な負荷がかかり、
首の痛みや腰痛の原因になります。
海に入る前にしっかりストレッチしましょう。
また、日頃から海に出かける前にでも、
首の痛みの原因である頚椎を痛めないために、
胸椎の可動域を広くしておく体操もしておくと良いでしょう。

波待ち中にしっかり休む

一度波に乗り、一生懸命パドルアウトしたあとすぐに、
「うわ、いい波きた!」
といって、すぐに全力パドルして波に乗る。
こういう事よくありませんか?
気持ちはよくわかりますが、
やりすぎると痛みや怪我の原因になるので、
沖で落ち着いて休む時間も取りましょう。
波待ち中に首を前に傾けて、後ろの筋肉を伸ばすことも、
首の痛みの緩和に繋がります。
※急に後ろに首を傾けるのは危険なのでしないように!
なるべく身体を冷やさない

身体が冷えた状態で過度な運動をすると、
筋肉がこわばり、血流が悪化、
結果的に首の痛みや腰痛に発展します。
そのため、海に入る前に軽いストレッチやランニングをして体を温めておきましょう。
だけど、結局海水で身体が冷えてしまっては意味がありません。
裸でサーフィンするのが気持ち良いのはよくわかりますが、
怪我防止のためにも、少しでも寒いと感じたら、
ウェットスーツをつけるなどして身体を冷やさないようにしましょう。
パドルアウトに原因があるかも
単純にパドリング力の不足や、
パドルアウトのやり方が間違っている場合もあります。
楽にパドルアウトできる方法を理解して、
無駄なパドルを減らし、首の負担を減らそう!
サーフィン後のケア
首の痛みをそのままにしておくと、
仕事や勉強のときに肩こりのように感じ集中できなくなるし、
そのまま、またサーフィンすると更に症状悪化してしまいます。
サーフィン後にしっかりケアすることで、
次の日に疲労を残さないようにしましょう。
以下で首の痛みのケア方法を紹介します。
温める

肩や背中周りを温めると、
血流が増えて、筋肉の緊張が和らぎ、
痛みが緩和し、次の日に痛みを残りづらくします。
風呂に浸かったり、肩周りをなでてもらうなどすると、
楽になりますよ。
湿布を貼る
首の痛みにはやはり湿布は効きますね!
首の付根や肩甲骨周りに貼ると、
痛みが和らぎます。
ぼくは最近は湿布よりも、
ローションやチックなどの塗布するタイプのものを使っています。
ピンポイントで塗ることができるし効き目も最高です!
ヨガ
寝る前や起きたあとにヨガをすると、
身体がほぐれ、一日のやる気が格段に上がります。
首周辺を伸ばすヨガもあるので
試してみても良いかもしれません。
B-lifeのヨガは飽きずに毎日できます。
病院へ行く
痛みが慢性化している人やあごを上に向けたときに、指先がしびれたり、
痛みが走ったりする人は、病院へ行って、MRIなどの検査をしてもらいましょう。
頚椎症や頚椎ヘルニアになっている可能性もあります。
頚椎ヘルニアなどは一度慢性化してしまうと治るまでに時間がかかり、
最悪手術になったり、サーフィンできなくなる可能性もあります。
少しでも、「おかしいな」と思った方は一度整形外科を受診することをおすすめします。
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