冬の海は、体より先に手足がつらくなります。ウェットスーツを着ていても、足先の感覚がなくなる、指が動かない、ドルフィンスルーで頭がキーンとする。そんな経験がある人も多いはずです。
ブーツ、グローブ、キャップ、インナーは、どれから買えばいいのか。何mmを選べばいいのか。迷いますよね。

この記事では、冬のサーフィンの防寒対策と、ブーツ・グローブ・キャップ・インナーのおすすめ8点を紹介します。水温別の目安と、海から上がったあとの寒さ対策もまとめました。
結論:まずブーツ、次にグローブ、最後に頭と体

商品名をタップすると、くわしい説明に移動します。
手ごろに始めたいなら、7,000円台のNOGESの起毛ブーツもあります。
小物を買う前に、ウェットスーツが水温に合っているかも確認してください。目安はこのあとの表にまとめました。
サーフィンの防寒おすすめ8点の早見表

種類・厚さ・価格で並べました。気になる商品をタップしてください。
価格は2026年11月に、楽天で確認した金額です。サイズや時期によって変わります。
水温別の目安:ブーツ・グローブ・キャップはいつから?
イギリスのウェットスーツ専門店Watersports Outletは、ブーツは水温10〜14℃、グローブは10〜12℃、フードは10℃未満を使いどきの目安にしています(ブーツ・グローブ・フードの使いどき)。同じ記事は、最後は好みの問題だとも書いています。グローブは、水より風から手を守る意味が大きいそうです。
上の表の厚さは、販売店の説明をもとにした目安です。寒さの感じ方には個人差があるので、寒がりの人は早めに足してください。
自分がよく入る海の水温は、気象庁の日別海面水温で調べられます。
ウェットスーツが水温に合っているか

防寒の出発点は、ウェットスーツです。このブログのウェットスーツ10種類の記事では、フルスーツは水温15〜20℃、セミドライは5〜18℃を目安にしています。
地域ごとの選び方は、ウェットスーツの選び方【日本エリアごとに紹介】をどうぞ。
防寒ブーツの選び方
ウェットスーツを着るときは、すそをブーツの上にかぶせます。すそをブーツの中に入れると、水が入りやすくなります。
防寒グローブの選び方
手がかじかんでからだと、グローブは着けにくくなります。海に入る前に着けておきましょう。
キャップ・フードの選び方

ドルフィンスルーのたびに頭が痛くなるなら、頭の防寒を足すときです。Watersports Outletは、フードがあると頭痛が減り、サーファーズイヤー(冷たい水や風で耳の穴がせまくなる症状)の予防にも役立つとしています。耳が気になる人は、サーフィン用耳栓の記事もどうぞ。
防寒インナーの選び方
インナーを着ると、ウェットスーツがきつくなることがあります。買う前に、今のウェットスーツに余裕があるか確かめてください。
サーフィンの防寒おすすめ8選
ここからは、1点ずつ特徴を紹介します。
1. SURF8|3mm スプリットソール(初めての冬用ブーツに)
サーフエイトの定番の冬用ブーツです。販売店は「サーフィン防寒人気NO.1」と紹介しています。足先が2つに分かれた先割れタイプで、足の指で踏ん張りやすい形です。
足首には、水が入りにくいウォーターブロックが付いています。
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2. MAGIC|Royal 5mm HYB SOX(真冬の冷たい海に)
マジックは、日本製にこだわる国内ブランドです(販売店の説明)。ロイヤルは上位のモデルで、内側に保温力の高い起毛を使っています。
つま先が丸いソックスタイプで、販売店は千葉北より北の寒い地域におすすめしています。ブーツをはいても足先が冷える人に向いています。
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3. NOGES|3.5mm 起毛ブーツ(手ごろに始めたい人に)
ノージスの起毛ブーツです。7,000円台ですが、内側の全体に毛足の長い起毛を使っています(販売店の説明)。
販売店は、千葉・湘南より南で活躍する厚さとしています。先割れタイプで、ハーフサイズもあります。
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4. SURF8|2mm スムースラバーグローブ(パドルのしやすさ重視)
販売店が「人気ナンバー1」と紹介しているグローブです。2mmと薄めなので、グローブに慣れていない人でも手を動かしやすい厚さです。
手のひらは、耐久性のあるメッシュ加工のラバーです。
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5. MAGIC|Royal 3mm HYB ミトン(手の冷えがつらい人に)
指が3つに分かれた、ミトンタイプのグローブです。指が集まって水に触れる面が減るので、同じ厚さの5本指より暖かいとされています。
内側は、ブーツと同じ保温力の高い起毛です。手のひらのドット樹脂が、すべりを抑えます(販売店の説明)。
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6. TAVARUA|NEWスタンダードビーニー 4.5mm(手軽に頭を守る)
タバルアの、4.5mmのビーニーです。ニット帽のように耳までかぶるタイプで、あごのストラップで留めます。
耳の部分には、水を抜く穴があります(販売店の説明)。首は覆わないので、脱ぎ着が楽です。
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7. MAGIC|Primeα 1.8mm CAP1(首まで守りたい人に)
あごの下まで包む、フードタイプのキャップです。首の部分は長めで、中に入った水が抜けやすい作りです(販売店の説明)。
ツバが付いていて、顔まわりはひもで調整できます。
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8. SURFGRIP|ホットカプセル ショートジョン(体の中から暖める)
サーフグリップの保温インナーです。ウェットスーツの下に着ます。空気を多く含んだ起毛で、暖かい空気を逃がしにくい作りです(販売店の説明)。
腕が出るショートジョンなので、お腹と腰を暖めたい人に向いています。同じシリーズに半袖や長袖もあります。
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海から上がったあとの寒さ対策

海から上がったあとも、油断できません。ぬれた体に風が当たると、冷えやすくなります。
ぼくが海から上がったあとにやっている寒さ対策は、お着替えポンチョと温水です。タンクに温水を入れて、保温しておきます。
風の中で着替えるなら、お着替えポンチョの記事を、お湯を持って行くなら、ポリタンクの記事をどうぞ。
使い捨てカイロを使うときは、低温やけどに気をつけてください。NITE(製品評価技術基盤機構)は、44〜50℃ほどの低い温度でも、長い時間ふれていると低温やけどになると注意しています(「低温やけど」の事故防止について)。服の上から使い、同じ場所に当て続けないようにしましょう。
寒い日は無理をしない(低体温症の注意)

MSDマニュアル家庭版によると、低体温症は、体の中心の温度が35℃以下に下がった状態です。とても冷たい水でなくても、長い時間入っていると起こることがあります(MSDマニュアル「低体温症」)。
この記事の内容は一般的な情報です。持病がある人や、体調に不安がある人は、冬の海に入る前に医師に相談してください。
ブーツ・グローブの手入れ
使ったあとは、真水で洗って、裏返して日陰で乾かします。ぬれたまま袋に入れっぱなしにすると、におうもとになります。
洗い方と干し方は、ウェットスーツの手入れの記事にまとめています。
サーフィンの防寒のよくある質問

ブーツとグローブは、いつから必要?
水温が14℃を切るころからブーツ、12℃を切るころからグローブが目安です。寒がりの人は、もっと早くてもかまいません。
夏用のリーフブーツは、冬も使える?
リーフブーツは、足を守るためのものです。生地が薄いので、防寒にはあまり向きません。冬の冷たい海に入るなら、3mm以上の冬用を用意してください。リーフブーツについては、リーフブーツおすすめ7選をどうぞ。
沖縄でも、ブーツやグローブは必要?
ぼくの場合は、沖縄のウェットスーツの記事でも書いたとおり、3mmのフルスーツで真冬を越しています。ブーツ、グローブ、キャップ、インナーは使っていません。少し暖かくなったら、タッパー(上半身だけのウェットスーツ)を使います。
ただ、沖縄の冬は風が強い日が多く、体感温度は低くなります。寒がりの人は、キャップやインナーを足してもいいと思います。
ワークマンの物で代用できる?
防寒には、ウェットスーツと同じネオプレーン(ゴムの生地)でできた、サーフィン用をおすすめします。ワークマンで見つかったのは夏向けのマリンシューズで、冬のサーフィン用のブーツは確認できませんでした。
グローブをすると、パドルしにくい?
素手とは感覚が変わります。厚いほど暖かい一方で、手は動かしにくくなります。初めてなら、薄めの2〜3mmから試すと慣れやすいです。
まとめ:足、手、頭の順に足して、冬の海を長く楽しむ

寒さ対策がそろうと、海に入っていられる時間が変わります。水温に合わせて、1つずつ足してみてください。
冬の海に持って行く物は、次の記事もどうぞ。

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