最近沖縄各地のサーフポイントで、
『チンクイ』の被害が多く見受けられる。
1.チンクイとは

『チンクイ』とは、エビやカニの幼生である
ゾエアというプランクトンによる
アレルギー反応みたいなもので、
刺されると、チクチクとした痛みと、
赤いポツポツができ、かゆみを伴います。
刺されたことのあるサーファーなら、
あの独特の痛痒い感覚を知ってるでしょう。
2.沖縄のサーフポイントで被害多数

最近、沖縄で多くのサーファーが、
チンクイの被害にあっています。
サーフポイントで波待ちしていると、
チクチクと痛みが走ります。
周りのほとんどのサーファーが、
「チクチクしてかゆい」と言って賑わっていました。
普通、『チンクイ』は海水温が上がるお盆前に
大量発生すると言われていますが、
今年は、1月から被害が発生しています。
しかも、一箇所のサーフポイントではなく、
色んな所で報告されています。
これも、温暖化などの異常気象でしょうか。
気象庁のデータによると
今年の5月は例年に比べ、
海水温が上昇していることがわかります。

どちらにしろ、『チンクイ』の被害があれば、
クラゲも多く発生していると思われるので、
しっかりと対策したほうが良さそうです。
3.『チンクイ(ゾエア)』に刺されないための対策

① ラッシュガードを着ける
『チンクイ』に刺されないためには、
肌を露出しないことが一番の対策になります。
『クラゲ』や怪我、日焼けの防止にもなるので
「裸でのサーフィンじゃないとやってられない!」
って人以外は着けたほうが後悔しないと思います。
※注意点として、ゆったりしたラッシュガードを着けてると、
チンクイがスキマから入り、さらにかゆみが増してしまう可能性があるので、
肌に密着したラッシュガードをおすすめします。

② クラゲよけの日焼け止め【セーフシー】
『セーフシー』の回し者かってくらい紹介してますが、
このクラゲよけの日焼け止めを着けてから、
海中で何かに刺されるといったことが一切ないので、
おそらく効果があるのかなと思っています。
日焼け対策になるので一石三鳥ということでオススメです。
③ ワセリン
『チンクイ』対策として、
『ワセリン』を塗ると良いとよく聞きます。
ワセリンを肌に塗ることで、
『チンクイ』が肌にくっつかなくなるんだとか。
しかし、100%刺されないわけではないため、
気休め程度に、よく刺される手の甲などに
塗っておくと良いでしょう。
また、『ワセリン』はウェットスーツの着脱を安易にしたり、
ウェットスーツのスレ防止にもなるので、
サーファーは持ってて損はしないでしょう。
ワセリンはドラッグストアなどにも売っていますが、
少量のものしかおいていないところが多いので、
サーフィン時に体全体に塗っているとすぐなくなります。
インターネットで大きいものを注文しましょう。

※注意点として、ワセリンを色んな所に塗りすぎると、
ボードが滑って飛んでいってしまう危険もあります。
他人にぶつけると危険なので、塗り過ぎには注意しましょう。
④ 脱毛
男性のサーファーからよく聞くのが、
『チンクイ』のようなプランクトンが
肌の毛に絡みつき、離れないため、
アレルギー反応を起こし、
痒くなるということ。
信憑性はあまりありませんが、
確かに、毛が生えているところが、
よく『チンクイ』に刺されているような気がします。
ということは、毛がなくなれば、
『チンクイ』が毛に絡みつく可能性も減るでしょう。


4.楽しくサーフィンするために

サーフィンは、最近あったストレスを
すべてふっとばすくらいの発散能力があります。
しかし、『チンクイ』に刺されるだけで、
テンションが下がり、
夜も寝付きが悪くなってしまいます。
なので、しっかり『チンクイ』や『クラゲ』対策をして、
楽しくサーフィンしましょう!!

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